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yachi
  • 作者:yachi
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    ダンナは慢性腎不全!毎日腎臓病食ですがほどほどにがんばってます。テレビが一日中ついている超テレビっ子(^^)趣味は読書・音楽・映画といたってフツー。
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映画「悪人」



観てきました〜。
小説を読んで何とも言えない衝撃を受けて
すぐに映画のことをネットでいろいろチェックしたりして
そうしたら 原作者の吉田修一が脚本に携わるということで
もう、これは絶対に見ようと決めてました。
映画になると雰囲気が変わってしまったりすることが多いけど
原作者が関わっているというのはとても魅力的。


走る車から見るヘッドライトの明かりの中の
流れていくセンターラインの映像から映画は始まります・・・
もう、そこからグッと「悪人」の世界観に引き込まれてしまいました。
孤独とか閉塞感とか飢えとか・・・
そういうものが押し寄せてきた感じがしました。

小説を読んでもイライラしたほどの佳乃のなんていうか・・・
薄っぺらなのに見栄っ張りなところとかあざとさとかを
またそのまま感じた・・・満島ひかりやるなぁ(笑)
佳乃に無下にされた祐一が静かに怒りを爆発させたシーンでは
ドキッとして・・・本当に怖いと思った。
祐一の家の造り、佐賀や長崎の風景、白いスカイラインの走り方、最後に逃げた灯台・・・
小説を読んでうっすらとイメージしていたものが
しっかりとした形になって
それが思いのほか想像通りで
どっぷりと映画の中へ浸かってしまい
もう・・・号泣 
せつなくって苦しくって痛くって 一度泣いてしまったらもう止まらなくって
鼻は出るしで大変でした

灯台への道を登るシーンや寒々しい灯台の中
光代の手は指が節くれだって真っ赤になっていて
もうこれ以上行く場のないふたりの刹那的なかんじが
もうもうとにかくたまらなかった。
小説でも泣いてしまった光代の首を絞めたシーンは
これまたやっぱり、たまらなかったよ。

賞をとった深津絵里ですが。
「賞をとった」ということを知って見たからだ、と言われたら
否定もできないんだけど
なんか・・・すごかったよ。
PG12となっていたからベットシーンが激しいんだろうとは思っていたけど
まあ・・・体張ったなぁ。確かに濃厚なというか生々しいベットシーンでした。
でもね、こんなこと初めてなんだけど
ベットシーンがあまりにもせつなくてやっぱり泣いてしまったのよ。
田舎町で静かにさみしく暮らす独身女と
その中にあった激しい情熱で祐一と一緒に逃げたところと
そのどちらもとても悲しいんだけど
それがありありとしていましたよ・・・

そのせいか、妻夫木聡はもうすこし・・・
もうすこしというか、深津絵里にはかなわなかったんだなぁ。
彼女が良かった分「人気ドラマ俳優」っぽいところが
少し目についてしまったのかもしれないけど。

少し残念だったのがこれ、小説を読んでいなかったら祐一の印象が
だいぶ違うんじゃないかなぁというところ。
どうして最後に祐一は光代の首を絞めたのか。
母親も一瞬しか出てこなかったから
その辺からくる孤独感も薄いものになってしまう。
どうしてあそこまで追い詰められたのかというものが
わかりにくかったんじゃないかなぁ・・・
小説で元風俗嬢が祐一の言葉として言った
「どっちも悪者にはなれんけん」(←確かこんなセリフ。本が手元にないため正確ではない)
というこの一言ってすっごく大切な気がするんだけど
映画では一切出てこないのよねぇ。
それがあってのあのシーンのような気がしたんだけど・・・
これは・・・狙い・・・?

映画が終わってあまりに泣いてしまったのでトイレで化粧直し。
その時に「悪人」を見ていた2人が
「ねぇ、泣いた?」「いや・・・まったく」
「だよねぇ。なんか後ろの人すごく泣いてなかった?」「泣いてたねぇ」
という会話をしていた・・・
ちなみにワタシは最後列で見ていた・・・
結構泣いている人も多かったのでワタシのことじゃないと思うんだけど(笑)
それはさておき、ああきっとこの人たちは小説は読んでいないんだなぁと思ったの。
もちろん泣くか泣かないかは人それぞれだから一概には言えないんだけど
そのへんが・・・やっぱり伝わらなかったってことなのかなぁ・・・と。



それにしても。
見てよかった・・・・・・
すごく良かった・・・・・
今でも思い出すと胸は苦しい。



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